郡山市福島空港活用促進協議会  

「坂の上の雲のまち」松山空港の現状と課題

 司馬遼太郎の長編歴史小説「坂の上の雲」を活用したまちづくりをすすめる愛媛県松山市の松山空港を視察研修し、現状と課題について学びました。

【開催データ】

○日 時   平成24年3月28日(水)~29日(木)
○場 所   松山空港・松山市役所・松山商工会議所
○共 催   郡山商工会議所サービス部会

 松山市は、小説「坂の上の雲」に登場した自然、文化、風土が今も数多く残っており、小説に描かれた貴重な資源をまちづくりに生かす『坂の上の雲』を軸とした21世紀のまちづくり基本構想」を展開しているほか、小説名を冠したお土産品を開発するなど、観光振興が行われています。

 同市の玄関口となる松山空港は、市街地から車で15分位に位置している。四国では最も利用者数の多い空港で、ピーク時の平成18年度は270万人、23年度は230万人が利用した。国内線98%、国際線2%強という構成です。

 国際定期便はソウル・上海便が就航。ソウルは就航15周年記念事業を実施するなど、韓国へのアウトバウンドが盛んです。また、国際チャーター便は、地元旅行代理店と「松山空港チャーター推進連絡協議会」を設置して事業を行っており、会員となっている旅行会社が共同で商品を企画、平成23年度は10件実施し、4,348人が参加しました。

 ロビーでの業者出店などイベントも年間300以上行われており、搭乗者以外の受け入れにも注力していました。