郡山地域道路整備促進期成同盟会



3.道路の整備促進について

@広域的な道路網の整備
 地域の形成発展に寄与し、かつ地域の経済、文化、観光等の連携交流を強化し地域間の交流を促進する広域的な道路網の整備を図ることを要望いたします。

(1)一般国道4号(あさか野バイパス・交差点立体化)について
 国道4号の増え続ける交通需要への対応と、郡山市中心部の混雑解消を目的に昭和49年より、国道4号バイパス事業が着手され、平成15年3月24日には、十貫内高架橋の完成に合わせて全線4車線の供用となりました。これら整備の推進と予算の確保につきましては、厚く御礼申し上げます。
 しかしながら、他の主要道路との平面交差部では、交通渋滞が発生し、バイパスの機能が十分に確保されていない状況にあります。つきましては、スムーズな交通環境を確保するため、現在進められております台新交差点を含む針生地区の「あさか野バイパス針生高架橋(仮称)」立体化の早期完成による供用をお願いいたします。



(下り)
4号バイパス(台新地区)

(2)一般国道4号(県内全線4車線化)について
 郡山市は福島県の中央に位置し、「地の利」を生かしながら中核市として発展を続けております。
 また、都市規模の拡大から、南東北と北関東を結ぶ物流拠点としての役割を担い、それにより交通量も増加を続けております。
 つきましては、本県の『大動脈』として地域経済活動の根幹をなす本路線についてスムーズな交通が促進されるよう、本県内の早期全線4車線化と渋滞対策の整備促進についてお願いいたします。


(3)一般国道49号(安子島拡幅)について
 本路線は、郡山市を東西に横断し、西へは磐梯熱海温泉を通り、猪苗代湖、会津若松市、裏磐梯等へ、また、東へはいわき市、太平洋へと続く観光ルートとして通過交通量の増大が著しいことから、熱海バイパスの整備が図られ、平成9年度に完成を見ましたこと、これら整備の推進と予算の確保につきまして厚く御礼申し上げます。
 さて、バイパス整備に伴い、より交通環境が充実したことから豊富な観光資源を目当てに首都圏からの車両を中心として、交通量がますます増加する傾向にあります。
 つきましては、本県観光を支える根幹として、4車線化が実現していない喜久田町から熱海町安子島の4車線化について早期に実現されますよう、事業化をお願いいたします。



国道49号(安子島地区)

(4)一般国道288号(富久山バイパス)について
 本路線におきましては、平成12年3月、郡山東インターチェンジに接続する郡山東バイパスが暫定2車線で供用されております。これら整備の推進と予算の確保につきまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、本路線は、県中地域といわき相双地域を結ぶ広域的な幹線道路であり、また、郡山市街地と磐越自動車道郡山東インターチェンジを結ぶ、本市の道路体系においても極めて重要な路線であります。
 つきましては、本市東部地域の更なる道路ネットワークの向上と市勢の均衡ある発展を図るため引き続き富久山バイパスの整備促進をお願いいたします。



国道288号(富久山町地区)現道

国道288号(富久山町地区)現道

(5)一般国道294号(福良峠バイパス)について
 本路線は会津若松市及び郡山市湖南町から県南地区を経由し関東圏を結ぶ総延長240kmに及ぶ大動脈であり、悠久の歴史と沿線地域の発展を支えてきたところでありますが、本県側においては山間部が多く冬期の交通難所となっております。
 これが、平成15年11月には待望の黒森トンネルが開通し、大きな改善が図られたところであります。多大なるご尽力をいただき厚く御礼申し上げます。
 しかしながら、トンネルに近接する福良地区につきましては、住宅が密集し急カーブが存するなど幹線道路としての機能を大きく阻害しております。
 つきましては、本道をはじめ、地域内交通の円滑化と地域住民の安全を確保し、沿線地域の更なる活性化を推進するため、福良バイパスの早期事業化をお願いいたします。



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郡山商工会議所